先祖代々の苗字なんかありません。

根拠のない話
10 /22 2016
先祖代々の苗字なんかありません。
2012.08.15 Wednesday - 22:52 comments(0) -
[第1666回](小吉)・・・8月15日(大吉)

『 盆に因んで、先祖の”苗字”の話題。
 日本中の五剖説;天運=苗字の画数で、「苗字は”先祖代々”受け継がれたもので・・・、しかも”家柄”まで解ります。」というのが日本中の説です。この間違いの証明は、すでに投稿済ですが、今日は、平安時代の藤原(姓)から分離した公家一族の”氏”で、現在の姓名から見て”先祖代々受け継がれていない”ことを証明しましょう。』

 皆さんは、「姓」と「氏」との違い、「苗字」と「名字」との違いを知っていますか? しかし、驚くことに、これらの基本的な歴史的事実も知らないで、「姓名判断は”姓名学”です。」と書いてある本やサイトが多いのに呆れたものです。
 いいですか、例えば、現在の山本さんや橋本さん、「あなたの苗字は先祖代々受け継いでいますね。・・・しかも家柄まで解ります。」なんて、どうしてそんな間違いが言えましょうか? こんな基本的な苗字の知識もなく、「姓名判断は姓名学です・・・」と、日本を代表する説の公式ホームページに掲載されているのですよ。
 結論から言いますと、「苗字は先祖代々受け継がれていませんし、家柄まで解りません・・・」というのが事実です。しかし、特殊な珍しい苗字の場合は、例外として”家柄”が推定できる場合はあります。それが、特殊な公家の苗字ですが、それは日本の苗字12~3万種から見れば、ほんの一部の例外です。
 さて、これを証明する本の記載(大正3年発行「姓名と運命」太乙道人著)が10ページにあります。
 朝廷から「姓(かばね」を賜った『藤原』氏、次のように分家として「氏(うじ)」が細分されてきて、その一部が子孫として現在でも承継しています。
 しかし、大半は戦後の宮家の廃止などで、現存している「苗字」はほんの一部です。
「五摂家;近衛・鷹司・九条・二条・一条」と「閑院・華山院・中御門・御子左・四条・日野・観修寺・冨小路」の諸家があり、その閑院家が「三条・西園寺・徳大寺・今出川・正親町三条・三条西・正親町・滋野井・姉小路・清水谷・四辻・小倉・阿野・橋本・華園・裏辻・梅園・山本・大宮・風早・武者小路・押小路・高松・・・」などと、沢山の苗字が誕生していたのです。
 しかし、現在、この中では「日野・小倉・阿野・橋本・山本・高松・・・」は、明治3年以降、庶民が壬申戸籍名として、苗字を新規に名乗った人は全国に多く、先祖が”公家”なのか、庶民なのか? その区別は到底つきませんね。
 まして、姓名判断師が、例えば「山本さん、あなたは公家出身ですね。」と、どうして言えますか?
 こうして見ますと、全国の五剖説を採用している姓名判断師、「天運=苗字は、先祖代々受け継がれて、家柄まで解ります。」というのは、明らかな間違いと言うことが解りましたでしょう。
 第一、「先祖代々・・・」の先祖は、いつまで遡及するのか、明治以降の先祖なのか、いや藤原全盛の平安時代までの先祖なのか? この点も、全国の姓名判断師は、非常に曖昧なのですよ。それでも「姓名学?」とは呆れたものです。 


gakuyo951

このブログは、望月岳陽 天命数霊術公式ブログのミラーブログです。公式ブログの不具合発生時に当ブログをご覧下さい。姓名判断、名付けに関する役立つ記事が満載です。ぜひ日々の暮らしにお役立て下さい。
尚、コメント・トラックバックの入力はできません。ご了承下さい。
運勢鑑定ご希望の方は、公式サイトよりお申し込み下さい。