”元服”で捨てた”幼名”には、親の愛情を”疑問視”するものがある?

名付けの手順
07 /06 2016
”元服”で捨てた”幼名”には、親の愛情を”疑問視”するものがある?
2012.04.05 Thursday - 00:33 comments(1) -
[第1568回](中吉)・・・4月5日(大吉)

『 きゃー!「マーく~ん」とフアンが叫ぶ。楽天の「田中将大」投手のことである。「将大(まさひろ)」の”ま”だけで、誰なのか?有名人なら特定できるのである。』
 非常に簡潔に、しかも親しみを持って、特定できる良さはあるかも知れないが、本人はそう呼ばれることを、どう思っているか?いつも疑問に思っています。
 「マーくんか、まあ、いいや」と思っているのか、「イヤだなぁ~」と思っているのか、私には判りませんが、小学生までの子ならまだしも、少なくとも成人してから「マーくん」では、どうかな・・・?
 実は、私の本名も「ま」が付くので、子どもの時は、両親・姉・親戚から「マー坊」と呼ばれるのが、これほどイヤなことはなかった思い出があります。それでも中学生ぐらいで、「マー坊は、止めてくれ!」と私が断固拒否したので、呼ぶのを廃止してくれたから、「ヤレヤレ助かった!」とホッとしましたが、田中投手はもう成人なのです。
 さて、現代人は、生まれて死ぬまで、名は一つ。ですから、仮に「イヤな名前だなぁ~」と思っても、改名することを思い付く人は少ないから、生涯、親が愛情持って名づけても、本人は”イヤな幼名”を一生”本名”として付き合って行かねがならない。
 自分の名が”イヤだ!”といつも思っていたら、”気”が滅入り、運気が上がるはずがないのです。
 ですから、本人が意識を持つ元服時13~15歳頃には、箔を付ける意味もありますが、一人前になった”元服名”で、”幼名”を捨てたものです。
 例えば、”元服名”の発祥となったのは古代からありますが、特に平安時代ごろから、空海は”真魚(まな)、菅原道真は”阿呼(あこ)、紀貫之は”阿古久曾(あこくそ)、藤原実頼は”うしかい”など、いくら親が愛情を持った名づけでも、幼い本人はイヤだったと思いますよ。
 その後、戦国時代から江戸時代では、「捨吉・留吉・末助」などがあり、豊臣秀吉の子に「棄丸」を名づけたら夭折、こんどは「秀頼」に「ひろい」と名づけて、やっと成人したが、本人はイヤだったと思いますよ。
 明治以降で、家庭裁判所で改名を許可した実例には、次の事例があります。
「他人子」「案内子」「天国」「シル子」「しつ子」「ウン子」「なべ」「いろ」「糠麹(ぬかみそ)」「赤鬼」「犬糞(いぬくそ)」「貧乏好」「赤坊」「狐狸馬(こりま)」「鬼退治」「位牌(いはい)」「天狗(たかし)」「豆之助」「休里(きゅうり)」
など、親が愛情持って名づけたと言えましょうか?
 最近では、「末七」と名づけられた俳優「松平 健」さんは、子どもの時からイヤだったので、”芸名”として「健」としたそうです。
 ある姓名判断の本に「愛情持って名付けたものが、一番良いのです。」と記載しているのを読んで、唖然としましたね。
 全く、無責任な本が多いのですよ。現在の日本中の姓名判断師、まともに姓名の発祥から時代の変遷も勉強もせず、「姓名判断は、長年の統計に基づいた”姓名学”です。」と記載しています。
 姓名の歴史経過も知らず、”姓名学”とは・・・?呆れたものです。
 冒頭の「マーくん」から、”幼名”を連想し、姓名の”歴史”から現在の”流行名”まで学んで、初めて”姓名学”と言えるのですよ・・・。

コメント
私も常々、「マー君」について考えていました、この子は30歳40歳になっても「マー君」と呼ばれ続けるのだろうか、と。同じように、日本ハムの斎藤佑樹投手も「佑ちゃん」と呼ばれていますね。

愛情持って名付けたものが、一番良い。確かに姓名判断の本だけでなく、ネット上の命名相談の書き込みなどでも、散々ああだこうだ言った挙句、「でも愛情があれば……云々」とか言っているのをよく見かけますが、ちょっと呆れますね。

それと、最近の命名の傾向として、「古風な感じの名前にしたい」として、「○丸」というパターンの名前を付ける親がいますが、これは幼名であるということを知らずにいるのですね。もっと知識をつけてほしいものです。
倉持香奈子 2012/04/12 1:56 PM

gakuyo951

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